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11月4日ドリームゲート練習会フライヒル

  オフシーズン最終回の練習はつくばみらいスキー場フライヒルにて行いました。河合太陽。古賀結那。青木雪生。東虎太郎。渡邉栞鈴。本広春。の6名の所属選手が参加となりました。愛知県出身の河合太陽はクラブチームの練習会へ初参加となり初めて会うメンバーと顔合わせをした後トレーニングに取り組みました。


この時期になると雪上導入へ向けて各々取り組むべき練習が明確になっており、マトを絞ったいわゆる最終調整の段階になってきています。

フライヒルは国内コンペサイズに近い滞空時間のある練習施設で、ユース世代が飛ぶサイズのジャンプを想定するには最適でした。

昨今Wカップをはじめとする国際大会クラスになるとテクニカルなトリックが増えた影響でジャンプは20m前後のサイズのものが多いですが、国内大会については15〜18m程度のジャンプが多いのが現状です。

フライヒルはノール長11m。ランディングの中腹から下部まで飛ぶと15m程度の浮遊感がありリスクを少なくした状態でこのサイズを練習できる事自体がとても希少な練習になっています。 今回は選手たちのトレーニング映像をまとめてみました。  

 古賀選手、河合選手、本広選手といった海外大会に参加しているメンバーと、今夏NZで本格的なスロープサイズのジャンプを飛んできた東選手などフライヒルサイズのジャンプの経験が豊富なメンバーはある程度の浮遊感の中でもパフォーマンスを落とさずに飛ぶことができますが、それ以外のメンバーはあまり経験したことのないアプローチスピードや浮遊感に対してトリックのローテーションがオーバーしやすく、得意なトリックで空中でのリズム感を合わすことから始まりました。

 最年少の渡邉選手はスピードや浮遊感に対して恐怖なく飛び出せるように、段階を細かく踏みながら得意なレフトスピンの低回転から練習。若干ローテーションのオーバーや飛び出しで腰が引けてしまい回転軸が崩れる部分もありましたが、後半のライトサイド360の安定感がここにきて増しておりグラブのしっかり入ったスタイルのあるトリックを繰り出していました。540についてはローテーションができるもののグラブのタイミングからバランスを崩すシーンがややあり、浮遊感のリズムに完璧に合わせ切れているとは言い切れない状態でしたが、このサイズでのライトサイドスピンは良い経験になったと思います。

 上腕部骨折からリハビリ中の本広選手は大事をとってスモールジャンプでスイッチのテイクオフを徹底して練習してもらいました。テイクオフ時にR側へ上半身を曲げすぎてしまうことでスイッチロデオの軸が深くなりすぎてしまったクセを直すべくスイッチ180から360とテイクオフ時の形を意識しながらテイクオフを練習。360での軸が安定してきたところで540へ回転数を上げて行くと前半は軸の入りが浅くなり理想的なローテーションを生み出すことができていましたが、反復して行くと元の形へ戻ってしまいイメージと体の動きがなかなかリンクせず苦しい練習となりました。 後半はビッグジャンプへ移動し、久しぶりの浮遊感を得意トリックで楽しんでいました。

 

 今回、初参加の河合選手は夏のオーストラリア遠征以来のジャンプをとなり、また慣れないブラシへの抵抗があるといいつつも素晴らしいパフォーマンスとスタイルを見せてくれました。細かい動きへの理解度も高く微妙なテイクオフの変化なども理解できており普段からの自主練習の成果と、フリースキーのトリックに対する自己研鑽の高さを感じささせてくれました。


今回は苦手としてきた動きをどう意識してコントロールするかがメイントレーニングとなりましたが、何本か感覚を変えたジャンプで調整を終わらせグラブバリエーションや動きに変化をつけて覚えたテイクオフを楽しんでくれているように見えました。

3Dを下半身主導で動かす感覚をベースに練習して行くことで、持ち前の日本人離れしたスタイルとオリジナリティある動きがブラッシュアップされるはずです。

 東選手も技の研鑽という意味では非常に好感のもてる取り組みをしており。今回の練習ではダブル、ライトサイド、スイッチと確実に雪上で導入するであろう技を一通り確認。ライトスピンではローテーションがかみ合わない動きもありましたが数本の調整でローテーションを合わせてくるなど調整能力の高さが光りました。

スイッチの抜けでは最近練習してきたコークの影響から飛び出しで状態を送る感覚が薄くなってしまっており、ランディングでバランスを崩すシーンがありましたが少しずつテイクオフの形を変化させながら元のテイクオフの形を取り戻すことができていました。うまくいかなくても腐らずに、動きを地道に変化させて結果を掴む。が実践できていました。

 今期マットジャンプ自体が初めてとなった古賀選手は久しぶりの浮遊感を楽しみながら、得意なトリックを軸にローテションとグラブ、ランディングへの合わせる意識を思い出すように練習してくれました。また、久しぶりに行った高回転は非常に安定しており、グラブのパフォーマンスも申し分ありませんでした。

今後の課題として低回転でのグラブの見せ方の意識と3Dトリックの導入。この2つを軸に練習を進めて行くことで怪我前の状態よりもパフォーマンスを上げて雪上に復帰できるかと思います。

  無事にドリームゲートスノークラブ練習会オフシーズンを終えることができました。選手たちが自由に活躍してくれることを楽しみにしています。 みんな良いシーズンを。                         藤田 サイモン

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